お礼
平成29年10月8日に、第19回WiLlを無事に終える事が出来ました。
今回のWiLLもいつものように会場に23人の子供たちを飾り、事件紹介をしながら参加をしていた家族がそれぞれの想いを話しました。
2部のディスカッションでは、最初に遺族に事件直後の警察、病院、自治体の対応や被害者支援センターの支援はどうだったのか、犯罪被害者給付金についても触れ仕事が決まっていたが働く前に事件にあったために、かなりの減額になったこと等を話しました。
少年審判に参加をした時は被害者への配慮は感じられなかった事、被害者通知制度についても被害者が知りたい情報はもらえない事、加害者は損害賠償を払わず逃げ得になっている現状等についても話しました。
専門家、支援センターの人達からも制度が出来て窓口も出来ているが、まだまだ周知が進まず被害者に支援が届いていない現状を話してもらい、加害者側の支援は、金額も支援の内容も手厚いのに対して被害者側の支援は金額にしても比べ物にならないほど少ない。これからもっと考えなければいけないと力強い意見をもらう事が出来きました。
それぞれの立場の話を聞くことで改めて被害者支援の必要性を伝える事が出来き、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
今年のWiLLも沢山の人たちの力を借りながら開催することが出来ました。
当日、参加をして下さった皆様、参加は出来なかったけど見守って下さった皆様、本当にありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願い致します。
WiLL 第19回開催のお知らせ(終了しました)
今年のWillの開催も日曜日になりますので、お間違えの無いようお願い致します。
もうひとつの子供の日 第19回『WiLL』のお知らせ
私たち「少年犯罪被害当事者の会」は、少年によって最愛の子供を殺された家族の会です。1997年に結成してから、一切の政治や宗教等にとらわれることなく遺族を中心に、少年法の問題など理不尽な体験を各方面に話すとともに、毎年シンポジウムを行い、皆様と課題や問題点を議論してきました。
これまでに犯罪被害者等基本法が施行され、被害者の支援体制が整えられつつあります。最近では地方自治体に被害者支援の窓口や条例が作られる動きも広がっています。
それでも、私たちの置かれている現状は、まだまだ苦しみや悩みが続いています。多くの加害者は少年院や刑務所から出所しても謝罪せず、損害賠償金も支払っていません。加害者が罪に向き合わないため殺された子供たちが存在していたことすら消えてしまう気持ちがしています。
これらを踏まえ、今回は、犯罪被害者基本法施行から10年以上が経過してもなお、国や社会の支援が十分でない実態を改めて考えたいと思います。法がない時代に比べると改善したとはいえ、国の予算措置も体制も加害者と比較し、はるか遠く及びません。
子供たちをこれ以上被害者にも加害者にもしないためご協力よろしくお願い致します。
● 今年のテーマ/改めて被害者支援のあり方を考える
~当事者や援助団体の現場から~
出演者 堀河昌子氏
(大阪被害者支援アドボカシーセンター元代表理事)
大岡由佳氏
(武庫川女子大学准教授・保健福祉学)
遺族
★と き 2017年10月8日日曜日午後1時から
★場 所 大阪市立西区民センター
大阪市西区北堀江 4丁目2番7号
TEL 06-6531-1400
★交 通 地下鉄 鶴見緑地線・千日前線
「西長堀」3号・7号出口100Μ
★主 催 少年犯罪被害当事者の会
★後 援 大阪府(申請中)・大阪市
★資料代 500円
★定 員 200名(先着順)
★問い合わせ 少年犯罪被害当事者の会事務局
代表 武 るり子
TEL 06-6478-1488
社会で騒がれた事件だけが重大事件として扱われ、私たちの様な少年事件のほとんどが命を命として扱ってもらえず、そのうえ、どこからもフォローされなかったのが現状でした。「死んだ者はしかたがない」と簡単に扱われ、加害少年には人権があり、立ち直る可能性と将来があると強調されてきました。 さらに、殺された子供たちの権利や、それまで生きてきた事実までも、無視した扱いをうけてきました。子供たちは、決して死にたくなかったのです。 そんな子供たちを思い出してほしい、忘れないでほしいと思ってきました。 決して一家族だけで、悩まないで下さい。 |
☆ 『W I L L』・・・・意志・決意・願い・気持ち・遺言などの意味があります
大阪府犯罪被害者等支援社会づくり活動事業
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