お礼

 

この度は、第23回WiLLのオンラインでの配信を見て下さりありがとうございました。私たちは、会を作った時から、すべてをオープンにすることにして皆さん一人ひとりに語りかけながら頑張ってきました。だから、昨年に続いて今年も皆さんに参加をしてもらえなかったことは、残念でなりませんでした。そして、遺族だけの参加になると遺族感情だと簡単に片付けられてしまうのではないかという不安もありました。

でも今回は、Zoomも取り入れて10家族の人たちが参加をし、辛い思いを抱えながらも事件と真摯に向き合い、現状と向き合いながら一生懸命に話をすることができました。

そんな私たちの話が、皆さんに少しでも理解してもらえたら、とてもうれしいことです。皆さんに理解をしてもらうこと、それが法律や制度を変える後押しになってくれるのだと実感しているからです。

私たちの願いは、被害者のために必要な法律、制度が変わること、それによって被害者の抱えている苦しみが少しでもなくなり、地域で普通に生きていけるようになってほしいことです。

そして、子どもたちをこれ以上、被害者にも加害者にもしないことです。

私たちは、これからも自分たちにできることを、あせらずおごらず頑張っていきたいと思います。

これからも、皆さんのご理解とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

最後まで見てくださったことに心から感謝申し上げます。

 

 

 

令和3年10月

少年犯罪被害当事者の会

代表 武るり子